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吾輩は後期高齢者の日本国憲法である

吾輩は後期高齢者の日本国憲法である

西修 著

定価 1760円(本体1600円+税 )
判型 四六版
ページ数 272P
ISBN 978-4-8191-1419-6

以下のオンラインサイトから購入いただけます。

発売日→2022年10月28日


憲法は75歳、あちこちガタが来ています

内容紹介

なのに一度も治療(改正)をしてもらえない!

憲法学の権威が「吾輩=75歳の憲法」の視点から
ユーモラスにその生い立ちと不具合を明らかにする。

もう「解釈」ではしのげない

「お前は世界でも非常によい憲法なのだから、修繕の必要はない」という人びとがいる。
そんなおだてに乗りたくはない。吾輩なりに生い立ちの背景や世界の憲法などを知り、
いくつもの修繕点のあることが自覚できるようになった。(本文より)

主な内容

「陰の主役」極東委員会/マッカーサー草案の舞台裏/なぜ憲法改正条項は高いハードルになったのか
/憲法学者の支離滅裂さ/「平和安全法制がなかったらぞっとする」/機能していない憲法審査会
/吾輩は治療してもらえるかと思ったが…
/何のための海外視察か/朝日調査ですら「改正必要」増/もっとも加えてほしい「自衛隊の明記」...他

著者について

西 修(にし・おさむ)

駒澤大学名誉教授。1940(昭和15)年、富山県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同大学院修士課程、博士課程修了。駒澤大学法学部教授をへて、2011年より名誉教授。政治学博士、法学博士。専攻は憲法学、比較憲法学。メリーランド大学、プリンストン大学、エラスムス大学などで在外研究。第1次・第2次安倍晋三内閣「安保法制懇」メンバー。2019年、第34回正論大賞受賞。 著書に『現代世界の憲法動向』『日本国憲法成立過程の研究』(以上、成文堂)、『日本国憲法を考える』『憲法改正の論点』(以上、文春新書)、『証言でつづる日本国憲法の成立経緯』(海竜社)、『“ざんねんな”日本国憲法』(ビジネス社)、『憲法の正論』(産経新聞出版)など多数。趣味は落語で、芸名は「またも家楽大(またもやらくだい)」。