松原実穂子 著
定価 | 1210円(本体1100円+税) |
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判型 | 新書判 |
ページ数 | 260P |
ISBN | 978-4-8191-1460-8 |
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発売日→2025年9月2日
殺されても、つなぐ
電力・エネルギー、通信、金融、運輸…
なぜ企業人たちは命をかけて砲撃の中を走るのか。
誰も書かなかった名もなき英雄たちの戦い
「日常」を守る企業人たちの決断
ロシアによる攻撃の中で防衛、避難、継戦、そして国家を維持し、顧客と経済、自由を守るために、重要インフラの企業人は何を決断し、何を犠牲にしたのか。ロシアによる侵略戦争に立ち向かったウクライナの教訓。
第一章 つなぎ続けた英雄たち 電力・エネルギー
第二章 命がけの「情報の自由」 通信
第三章 戒厳令下のクラウド移行 金融
第四章 砲撃の中を走るインフラ 運輸
第五章 重要インフラと能動的サイバー防御
終章 ウクライナの教訓と台湾有事
松原実穂子(まつばら・みほこ)
早稲田大学卒業後、防衛省にて勤務。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得(フルブライト奨学生)。パロアルトネットワークスのアジア太平洋地域拠点における公共担当の最高セキュリティ責任者兼副社長などを経て、現在はNTT株式会社のチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストとして、サイバーセキュリティに関する情報発信と提言に努める。著書に『サイバーセキュリティ 組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス』(新潮社、大川出版賞受賞)、『ウクライナのサイバー戦争』(新潮社、サイバーセキュリティアワード書籍部門優秀賞受賞)。第23回正論新風賞受賞。