李相哲 著
定価 | 1650円(本体1500円+税) |
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判型 | 四六判並製 |
ページ数 | 224P |
ISBN | 978-4-8191-1459-2 |
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発売日→2025年8月6日
「息をする以外すべて噓」「実用主義で有能な政治家」――。
少年工という人生のドン底からはい上がり、市長、知事、国会議員、そして今年6月に韓国大統領の座を射止めた李在明。だが、韓国社会での評価は真っ二つに割れている。
前科4犯で5つの裁判を抱える疑惑まみれの刑事被告人だが、大統領就任後の支持率はなんと60%超。かつては「反日」に命懸けだったが、目先の利益のためには「親日」派に変更することも厭わない。
李在明という政治家の権力基盤と政治的資質は何か。その政治的人間の源流には何があったのか。刑事被告人でも圧倒的な人気を保つ秘訣は何なのか。
韓国内で司法、立法、行政、さらにメディアまでも掌握したといわれる李在明。行き着く先は「怪物独裁国家」ではないのか。日本で報じられないヤバすぎる内幕を全て公開!
朝鮮半島情勢分析に定評のある著者が、李在明の行動原理を徹底分析。
緊急書下ろし。
プロローグ
第1章 「日本に深い愛情」は本当か
第2章 「自分を徹底管理してきた」は本当か
第3章 「李在明」の人格を作った故郷
第4章 「私は左でも右でもない」は本当か
第5章 大統領への道
第6章 「政治屋」李在明の実力
第7章 「怪物独裁国家」への道
第8章 「実用主義」外交は通用するか
おわりに
李相哲(り・そうてつ)
龍谷大学教授。1959年、中国黒竜江省生まれ。日本国籍。中国紙記者をへて87年に来日。上智大学大学院博士課程修了(新聞学博士)。98年、龍谷大学助教授。2005年から現職。専門の東アジア近代史・メディア史のほか、現代韓国・北朝鮮情勢の分析には定評がある。著書に『金正日秘録 なぜ正恩体制は崩壊しないのか』『北朝鮮がつくった韓国大統領 文在寅政権実録』(以上、産経新聞出版)、『いま朝鮮半島で起こっている本当のこと』(ビジネス社)など多数。