「長嶋茂雄ドリームトレジャーズ」の書籍が出版されます。今回の「トレジャーブック」は、私の半生を振り返る内容で、真実を伝える「原本」の一つになるでしょう。 何より、その時々を検証する「お宝(トレジャー)」的な資料を挟んであるのが心強い材料です。
現役時代をご存知の皆様には懐かしい記憶を、現役時代を知らない若い方々にはぜひ知って欲しい「長嶋茂雄の歴史」を、それぞれ検証する貴重な一冊になると確信しています。
私も忘れていた真実がお宝を通じて甦ってきます。 ぜひご覧下さい。
昭和34年6月25日天覧試合の |
サンケイスポーツ創刊号の第一面 |
荒川コーチ日誌の一部 |
佐倉高校時代の運命のホームランを |
石原裕次郎とのサイン色紙 |
ドジャーズキャンプでの朝食メニュー |
全6章・192ページ「ここに長嶋茂雄の真実がある」
第1章 “伝説"
長島茂雄が輝いていたころ、日本も輝いていた。六大学本塁打記録、4三振デビュー、天覧試合、ON、V9、引退試合…長嶋が起こした奇跡に勇気をもらい、あの頃日本は未来を信じてひたむきに頑張れた。日本中を熱狂させた永久不滅の名場面が甦る。
第2章 "原点"
長島茂雄の幕開けは佐倉一高時代の1本の特大HRだった。そのわずか2ヶ月前の「ショート長嶋」から「サード長嶋」へのコンバートがなければ、特大HRを放った試合への出場もなかったかもしれない。 長嶋の長姉、幼なじみ、佐倉一高監督の貴重な証言を交え、印旛の大地を駆け回っていた幼少期から高校、大学、巨人入団までを追想する。
第3章 "記憶"
村山実、金田正一、稲尾和久、江夏豊、平松政次らとの名勝負を再現。天才的なプレー、ファンへの忠誠心、妥協なき朝鍛夕練、ユーモア、気配り―長嶋にはライバルさえ魅了された。「バット持たずに打席」「ベース踏み忘れ」等球史に残る珍プレーの真意も明らかに。
第4章 "記録"
「皇室観戦試合打率.514」「走者2・3塁での打率.380」「開幕戦本塁打10本」「日本シリーズ打率.343」―記録をひも解けば長嶋の無類の勝負強さとスピード&チャージ、ショーマンとしての魅力が浮かび上がる。長嶋なくしてはV9もプロ野球の隆盛もありえなかった。
第5章 "信条"
監督2年目、巨人は前年の最下位から奇跡のVを達成。「伊東キャンプ」で若手も育ちつつあった。だが突然の「辞任」。それでも日本中が長嶋を待ち続けた。そして12年の充電を経て復帰。「10・8」「10・6」「ミレニアムON対決」でプロ野球と日本を再び盛り上げた。
第6章 "挑戦"
日本の夢と球界の未来を一身に背負い、日本代表監督として世界と勝負する時が来た。五輪予選を全勝で通過し、いざアテネへ。だがその矢先に襲いかかった病魔。生老病死と愛別離苦とどう向き合ったか、長嶋自身が語る。次なる奇跡を起こすべく、長嶋の挑戦は続く。
特別寄稿:伊集院 静 インタビュー:王 貞治 インタビュー:松井秀喜 コラム:長島三奈
初公開の8ミリで撮影された打撃練習シーン、当時の関係者へのインタビューや名プレーを収録した貴重なDVD。さらに講演会でのスピーチ、幼少期について語ったラジオ対談や、さだまさしの感動の朗読が入ったCDも収蔵!!
長島茂雄の半生をドキュメント化! 初公開の8ミリで撮影された打撃練習シーン(荒川博・元コーチ撮影)や、巨人入団2年目に静岡県吉原市役所(現・富士市役所)を訪問し、市役所の野球部員を相手に打撃を披露した時の貴重な映像(16ミリ映像から)、また幼なじみが語る懐かしのエピソード、当時の佐倉高校野球部監督の証言、さらに感動が甦る現役時代の伝説スーパープレー等。
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